Evidence Based Medicine(*EBM)

  (*EBM)医師個人の経験や慣習、偏りがちな権威者の意見などに左右されるのではなく、
 知りうる限りの疫学的研究成果や実証的・実用的な信頼できる根拠 (evidence)に基づき、
 患者にとにとって最良の、効果的かつ質の高い治療を行う医療。EBMとは医療を円滑に行う
 ための道具であり、医師や薬剤師にとってののぞましい行動指針のことを言います。

   →→医学的なエビデンス(EBM*)に基づいたサプリ&ハーブ情報(1)
 

  食べて不老長寿
  文明が発達しヒトの生活が豊かになっても、病気を予防しさらに健康になりたいという気持ち
 は変わらないものです。

 「健康こそがこれから得るかもしれないどんな富よりも大切である」と思っているひとも
 いるでしょう。
 これからの時代は、どうすれば病気にならずにすみ、老化を少しでも遅らせることが
 できるかにかかっているのです。


 何を積極的に食べれば、老化やがんを少しでも防げるか、あるいは病気にならずにすむか。
 正しい食事とはいったい何だろう。何を食べて何を食べなければいいのかなど食事に対する
 疑問は山ほどありますがそれをビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維、各種ファイトケミカル
 の立場から科学的に明解に説明したものは以外に少ないものです。 
 
 これらビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維、各種ファイトケミカルなどの栄養素や
 サプリメント の効用を説明する生化学や薬理学をわかりやすく解説(説明)する解説書が
 ほとんど出ていないことも原因しています。

 ひとによってはわからないままに使っている。または、使い方が分からないので躊躇して
 しまっている。
 というのが現状のようです。


 そのような方への「道しるべ」 となる解説書を提供しょう。ご要望にお応えしょうというのが
 当ブログの趣旨なのです。

 「不老長寿
それは人類の究極の願いです。「食べて不老長寿ができればそれは最高
 にすばらしいことです。

 このブロブから究極のthe elixir of life(不老長寿の宝物を探しだしてください。 

 お薦め関連サイト→ EBMで裏付けされた健食、サプリ&ハーブ情報 

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2010年09月25日

医学的なエビデンス(EBM*)に基づいたサプリ&ハーブ情報(13)

更年期障害(月経困難、更年期顔面紅潮など)
ランクB:ブラックコホシュ

ブラックコホシュは更年期障害に伴う諸症状や月経不順を改善する女性のハーブとして有名です。サプリメントとして利用されるのは、根に含まれる成分になります。
更年期障害としてのほてり(顔面紅潮)や発汗、月経前緊張症、生理痛、月経困難などに有効とされていますです。

もともと北米に分布する多年草植物であり、先住民が伝承してきた神経痛の治療用薬草です。
米国では人気のあるサプリメントの一つで、一般に、「女性ホルモンのバランスを整える」といわれ、月経前症候群や更年期症状の緩和に利用されています。

安全性については
適切に経口摂取する場合は安全性が示唆されていますが、過剰服用は、激しい頭痛、めまい、視覚障害、心拍数の減少、吐き気、嘔吐を起こすことがあります。ドイツのコミッションEでは使用の上限を6ヶ月としています。
また、肝毒性の可能性が懸念されています。海外ではブラックコホシュ摂取との関連が疑われる肝障害の事例報告が多数あります。
そのため欧州医薬品局(EMEA)のハーブ医薬品に関する委員会(HMPC)、英国医薬品(MHRA)、フランス食品安全庁(AFSSA)、フィンランド食品安全局は、製品への警告表示の追加など、健康被害防止に対する注意喚起を行っています。日本でも2006年8月、厚生労働省が注意喚起を行っています。

妊娠中・授乳中は危険性が示唆されているため使用すべきでないとされています。

サプリとしては、バストアップの製品などに含まれているケースがあります。肝機能検査値の異常値に注意が必要です。

医薬品との飲み合わせ
ブラックコホシュにはエストロゲン様作用があるので、ホルモン感受性のがんや既往症をもっている人、またはタモキシフェンやラロキシフェンなどのホルモン補充療法を受けている人は使用を避けた方がよいとされています。

また、ホルモン補充療法の代わりにブラックコホシュを使用する際は、骨量をモニターしたほうが良いとされています。
理論上、肝疾患をもつ人が摂取すると症状が悪化することが考えられるので避けた方がいいです。
野生のブラックコホシュには少量のサリチル酸が含まれています。
ブラックコホシュとブルーコホシュ(Caulophyllum thalictroides)を分娩促進剤として使用し自然分娩した子どもに重度の多臓器低酸素障害がおこったとの報告があります。おそらく、ブルーコホシュ(Caulophyllum thalictroides)に含まれる血管収縮作用のある配糖体が原因と考えられますが、併用には注意が必要です。
アルコールに溶解したブラックコホシュ根とアメリカンペニーロイヤル(Hedeoma pulegioides L.)を流産誘発剤として併用使用することは注意が必要です。


ランクB:ダイズ
イソフラボンは大豆、レッドクローバー、クズ、カンゾウなどのマメ科の植物に多く含まれているフラボノイドの一種です。
通常、イソフラボンは配糖体として存在していますが、摂取すると腸内細菌等の作用により糖部分が分離したアグリコン型(糖が外れた構造)になって消化管から吸収されます。
イソフラボンとしては、ゲニステイン、ダイゼイン、ビオカニンA、フォルモネチン、グリシテインなどの種類があります。
イソフラボンは植物性エストロゲンと呼ばれ、一般に「女性ホルモン様の作用をする」、「骨粗しょう症の予防や更年期障害を軽減する」、「脂質代謝の改善などに有効である」などと言われています。

II型糖尿病、更年期障害ののぼせなどに対しては、ヒトでの有効性が示唆されています。
また、大豆イソフラボンを関与成分とし、「骨の健康維持に役立つ」表示が許可された特定保健用食品があります。

一般的に大豆と他の食品(レッドクローバーやクズなど)から由来したイソフラボンは組成が異なるため、得られる効果も異なると言われています。
また、ダイゼインは腸内細菌によってエストロゲン作用等がより強力なイコール(Equol)に代謝されますが、その代謝は人によって異なります(日本人の約半分がイコール産生者)。さらに、イソフラボンを食材として摂取する場合は食材の有する容積や香りなどによりイソフラボンを過剰摂取する可能性は低いと考えられます。
このようなことから、イソフラボンの有効性や安全性を解釈する際には、少なくとも豆腐などの通常の食材の形態として摂取する条件とサプリメントのような濃縮物として摂取する条件では異なった考え方で対応する必要があります。

有効性まとめ
・大豆イソフラボンは、II型糖尿病に対する有効性が示唆されています。
血清脂質、更年期の血管障害に対する有効性については、現時点ではポジティブ(有効性がある)な結果とネガティブ(有効性がない)な結果の両方が存在しており、一定の見解を得るにはさらなる科学的根拠の蓄積が必要であるとされています。

安全性については、
適切に摂取する条件ではおそらく安全と思われますが、アレルギー疾患を持つ人、妊婦・授乳婦が通常の食事で摂る以上に大量摂取することは避けたほうがよいとされています。

濃縮物として利用した条件では、乳がん発症や再発等のリスクを高めるなど、有害性を示唆する報告もあります。2006年5月、食品安全委員会は大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限を70‐75mg/日、特定保健用食品として摂取する場合の安全な一日上乗せ摂取量の上限をアグリコン換算(糖が外れた構造に換算)で30mg/日に設定しています。


医学的なエビデンス(EBM*)に基づいたサプリ情報(1)は→こちら



Evidence Based Medicine(EBM)=医学的な根拠に基づいた医療
医師個人の経験や慣習、偏りがちな権威者の意見などに左右されるのではなく、知りうる限りの疫学的研究成果や実証的・実用的な信頼できる根拠(evidence)に基づき、患者にとって最良の、効果的かつ質の高い治療を行う医療。EBMとは医療を円滑に行うための道具であり、医師にとってののぞましい行動指針である。→健康用語辞典

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2010年06月26日

レディー(女性)のためのメディカルハーブとサプリは?

レディーのための体にやさしメディカルハーブとサプリをまとめてみました。
領域ハーブ名種属おもな作用備考
炎症を鎮める作用と婦人科症状改善カモミール  消炎、鎮静、鎮痙作用  冷え性、生理痛(ジャーマン)消炎、鎮静、鎮痙作用と体を温める働きを合わせ持つため、胃炎、胃潰瘍などの消化器系疾患と冷え性、生理痛などの婦人科系疾患に用いられます。
関節痛、婦人科症状サフラワー (ベニバナ)キク科冷え性、更年期障害改善 
婦人科症状:ジャーマンカモミール 学名:マトリカリア  学名のマトリカリアは子宮を意味します。
婦人科症状:チェストトゥリー別名:セイヨウニンジンボク、 バイテックス  
婦人科症状:ラズベリーリーフフラガリン (バラ科)生理痛や生理前症候群の緩和や出産準備子宮や骨盤の周辺の筋肉を調整し、過度の緊張を和らげる働きを持つため、生理痛や生理前症候群の緩和や出産準備の目的で用いられます。
婦人科症状:ネトル   
婦人科症状:サフランアヤメ科通経作用と 血行促進作用(冷え症や更年期の冷え、のぼせ、それに肩や腰の痛みやしびれ) 記憶力の増強昔から婦人薬の原料として用いられ、通経作用と 血行促進作用、それに最近の研究では神経の成長を促進することが確認されています。このため適応としては冷え症や更年期の冷え、のぼせ、それに肩や腰の痛みやしびれ、記憶力の増強に用います。
婦人科症状:ゼラニウム 虫除け 
婦人科症状:パセリセリ科婦人病 
婦人向きマリーゴールド (カレンデュラ)キク科生理不順、消化不良その他、カロチノイド色素を豊富に含み、抗菌作用を持つため皮膚粘膜や毛細血管の修復と保護、創傷の治癒を目的に内用と外用で用いられます。
婦人向きドクダミドクダミ科利尿作用と緩下作用(おだやかな下剤)をもち、 また強力な抗菌作用を発揮するため、体内の毒素や老廃物の排泄を促して体の新陳代謝を高めます。どくだみの名は「毒下し」に由来し、昔から解毒の目的で用いられてきました。
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