Evidence Based Medicine(*EBM)

  (*EBM)医師個人の経験や慣習、偏りがちな権威者の意見などに左右されるのではなく、
 知りうる限りの疫学的研究成果や実証的・実用的な信頼できる根拠 (evidence)に基づき、
 患者にとにとって最良の、効果的かつ質の高い治療を行う医療。EBMとは医療を円滑に行う
 ための道具であり、医師や薬剤師にとってののぞましい行動指針のことを言います。

   →→医学的なエビデンス(EBM*)に基づいたサプリ&ハーブ情報(1)
 

  食べて不老長寿
  文明が発達しヒトの生活が豊かになっても、病気を予防しさらに健康になりたいという気持ち
 は変わらないものです。

 「健康こそがこれから得るかもしれないどんな富よりも大切である」と思っているひとも
 いるでしょう。
 これからの時代は、どうすれば病気にならずにすみ、老化を少しでも遅らせることが
 できるかにかかっているのです。


 何を積極的に食べれば、老化やがんを少しでも防げるか、あるいは病気にならずにすむか。
 正しい食事とはいったい何だろう。何を食べて何を食べなければいいのかなど食事に対する
 疑問は山ほどありますがそれをビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維、各種ファイトケミカル
 の立場から科学的に明解に説明したものは以外に少ないものです。 
 
 これらビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維、各種ファイトケミカルなどの栄養素や
 サプリメント の効用を説明する生化学や薬理学をわかりやすく解説(説明)する解説書が
 ほとんど出ていないことも原因しています。

 ひとによってはわからないままに使っている。または、使い方が分からないので躊躇して
 しまっている。
 というのが現状のようです。


 そのような方への「道しるべ」 となる解説書を提供しょう。ご要望にお応えしょうというのが
 当ブログの趣旨なのです。

 「不老長寿
それは人類の究極の願いです。「食べて不老長寿ができればそれは最高
 にすばらしいことです。

 このブロブから究極のthe elixir of life(不老長寿の宝物を探しだしてください。 

 お薦め関連サイト→ EBMで裏付けされた健食、サプリ&ハーブ情報 

ファン

2010年09月25日

ポリフェノール類(ファイトケミカル フラボノイドグループ)

ポリフェノール類

(1)すべてのポリフェノールがビタミンEより強い抗酸化作用を有し、細胞内でも細胞間でも細胞膜上でもオールラウンドに作用します。

(2)ポリフェノールは2つ以上のOH(水素基)がついたフェノール環構造をもつ分子の総称です。

(3)赤ワイン中のポリフェノールはタンニン、カテキン、アントシアニン、リスベラロールなどです。
赤ワイン、バナナ、マンゴー、ブルーベリー、しゅんぎく


1)アントシアニン
(1)血圧を上昇する酵素の働きを阻害して高血圧を予防します。

(2)血小板の凝集抑制作用があります。

(3)毛細血管を保護し、脆弱化を防止します。

(4)視力を向上させ、眼精疲労を改善します。

(5)肝臓機能を強化します。

アントシアニンを多く含む食品
ブルーベリーの皮、ブルーベリージャム、ぶどう 小林製薬ブルーベリー&メグスリノ木セット
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カシス+ルテイン




カシスはアントシアニンの中でも抗酸化力の強いデルフィニジン配糖体が多く含まれているのが特徴で、ブルーベリーには含まれていないルチノイドも含有しており、健眼に効果があるとされています。


2)ウーロン茶ポリフェノール
(1)脂肪の分解を促進し、血中のコレステロール値・中性脂肪値をさげます。


3)エラグ酸
(1)中性脂肪、コレステロールを下げます。

(2)発がん物質の活性を抑え、発がん物質がDNAに結合するのを抑えます。
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4)フェルラ酸
(1)食品分野では酸化防止剤として利用します。
   米糠、発芽玄米 、Newフェルガード

(2)物忘れや記憶力の低下抑制作用があります。
物忘れや記憶力の低下などの領域では医薬品のアリセプト(塩酸ドネペジル)が圧倒的に有名(国内で唯一「アルツハイマー型認知症」に承認されている薬剤)ですがフェルガード100
などはフェルラ酸を含有しており脳内のβアミロイドを凝集させない作用およびニューロンの新生を促す作用があるために記憶力の低下に使われることがあります。

年齢を重ねると、脳内のβアミロイドの増加がみられアルツハイマー型認知症や記憶学習力低下を招くと考えられています。フェルラ酸はその作用を抑制しると考えられています。まだエビデンスは明確でないため今後の厳密なる臨床研究の裏付けが期待されています。
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年齢を重ねると、脳内に増加する「ベータアミロイド」。高齢になると増加するといわれています。そのため、アルツハイマーや記憶学習低下の原因とかんがえられています。フェルラ酸はその作用を抑制し、「アルツマイ...
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5)クロロゲン酸
(1)活性酸素の発生を抑制します。

(2)がん原因細胞の突然変異を防止します。

(3)発がん物質のニトロソアミンの発生を抑制します。
コーヒー(クロロゲン酸、カフェ酸)、じゃがいもの皮、さつまいもの皮
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2010年07月17日

食物繊維

食物繊維には
 
A.水溶性食物繊維(ペクチン、ゴマリグナン、アルギン酸、ラミナリン、フコイダンなど)、

B.不溶性食物繊維(セルロース、リグニン、β-グルカンなど)、C.その他(コンドロイチン硫酸、キチン・キトサンなど)があります。

薬とメディカルハーブ&とサプリの有効性、安全性(副作用)と相互作用(飲み合わせ)のことなら
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2010年07月15日

抗酸化作用(老化の予防) を有するファトケミカル(ユリ科野菜)

ファイトケミカルとは植物由来の抗酸化栄養素のことで、ユリ科の野菜に属します。ファイトケミカルには強い抗酸化作用を有する物が多く、広く生活習慣病の予防に役立ちます。食べ物からも供給できますが、サプリメントとして普及しているものも多く見られます。

(1)植物由来で強い抗酸化作用を有します。
(2)ファイトケミカルは植物の色素を構成します。
a) オレンジ  β-カロチン
b) 赤色    リコピン、カプサンチン
c) 黄色    フラボノイド、ポリフェノール
d) 青色    アントシアニン(ポリフェノール)
(3)血栓予防効果 があります。
(4)中性脂肪、コレステロールを下げる作用があります。

A.ビタミンA(カロチノイド)
(1)眼の網膜のロドプシンを産生する。
(2)過酸化脂質の産生を抑制する。
(3)がんの発生を抑制する作用がある。

1.β-カロチン:プロビタミンA 
β-カロチンは吸収されるとビタミンAになる(カロチノイド)ためプロビタミンとも呼ばれます。カロチンにはα、β、γの3種類のタイプがありますが、食物中に含まれるカロチンはほとんどがβタイプです。

現在、500種以上もあるカロチノイドは全て、中心となる基本構造が同じであることから、すべてのカロチノイドはβーカロチンから変化したものであると考えられています。

β-カロチンの主な作用のまとめ
(1)眼の網膜のロドプシンを産生します。欠乏すると夜盲症になります。
β-カロチンは小腸の粘膜でレチノール(ビタミンA)に転換されて吸収されますが、一部は直接β-カロチンのまま吸収(吸収力はレチノールの1/3)されて、脂肪組織にそのままの形で貯蔵され、必要に応じてビタミンAに転換されます。そのため過剰摂取の問題が起きないとされています。ビタミンAの代表的作用は眼の網膜のロドプシンを産生し、夜盲症を防止します。

(2)皮膚や粘膜の上皮細胞の形成に関与。欠乏すると皮膚のかさつきや肌荒れがおこります。
人体は、いつも食物から得る大量のβ-カロチンを必要とし、過剰のβカロチンは、皮膚・腸・肺などの空気にふれている全ての器官の膜組織の細胞の一部になることにより排出されています。皮膚は、表皮と真皮に分かれ、さらに表皮は生きている細胞の基底層と、死んで角質化した細胞の角質層に分かれます。そして、β-カロチンは表皮の死んだ細胞の一部に存在することが分かっています。

(3)過酸化脂質の産生を抑制します。
  βーカロチンをはじめ全てのカロチノイドは、クロロフィル(葉緑素)と一緒に存在しています。太陽光線は、クロロフィルのためのエネルギー源となる一方、過酸化脂質を生み出します。カロチノイドはこれらの毒物を消去する作用があり、βーカロチンは『フリーラジカル』『活性酸素』、さらに、これらが作り出す毒物と容易に反応する事が出来る構造を持っています。 
よって天然の日光遮断剤として作用するだけでなく、有害な物質が繊細な組織を壊さないように生体を保護する作用があります。

(4)がんの発生を抑制する作用があります。−活性酸素による発がんを抑えます−
β-カロチンは当初、不飽和脂肪酸の過酸化を抑制する抗酸化剤として注目されていましたが、β-カロチンの連続投与によって口腔がんの前がん症状が激減したとの報告が出されたことにより、動脈硬化、高血圧、高脂血症、糖尿病、心臓病(狭心症、心筋梗塞)などの生活習慣病に有効なだけでなくがんの予防にも注目され始めました。

これらの効果はビタミンAとは異なるメカニズムから起きていることも明らかになり、β-カロチンが単にビタミンAの前期物質としてだけでなく、それ自体が固有の作用をもつ成分として認識されるようになっています。
発がん物質に晒された時に体内で作られる活性酸素・フリーラジカルは、正常な細胞の遺伝物質を異常な状態にしてしまいます。細胞の核や遺伝情報を調節する中心部が、本来あるべき状態から変化し、細胞は分裂や再生がうまく出来なくなります。β-カロチンは、活性酸素やフリーラジカルを捕まえて、それらが酸化をしないようにし、細胞を正常な状態にすることで発がんを防止すると考えられています。

β-カロチンを多く含む食品
にんじん(14,760マイクロg/中1本)、モロヘイヤ(8,300マイクロg/1袋)、西洋かぼちゃ(5,400マイクロg/煮物1人分)、しゅんぎく(8,910マイクロg/1束)、あしたば(9,328マイクロg/1束)、
その他緑黄色野菜、オリーブ油

2.リコピン(カロチノイド)
リコピンは、トマトに含まれる赤い色素です。カロチノイドの中で、もっとも単純な構造をしており、分子量537で、β-カロチンのように体内でビタミンAに変わりません。最近、このリコピンには強い抗酸化作用があることが判明し、生活習慣病の予防に役立つことが明らかになりました。

リコピンを多く含む食品といえばトマトですが、トマト以外ではスイカや柿、グレープフルーツ(ルビー)などにも含まれています。また、トマトの中でも、特に赤系トマトに多く含まれています。
ピンク系トマトと赤系トマトとを比較すると、ピンク系トマトは糖分が高いのが特徴ですが、赤系トマトは、ピンク系トマトよりもリコピンを3倍ほど多く含有しています。また、その他の栄養成分(β−カロチン、ビタミンCやダイエタリー・ファイバーなど)も、赤系トマトの方が多く含んでいます。

リコピンの主な作用のまとめ
(1)リコピンの抗酸化作用、生活習慣病予防作用
リコピンが注目されるようになったのは、1989年に、その抗酸化作用がビタミンEの100倍、β-カロチンと比較しても2倍強いことが明らかにされてからです(in vitro)。
活性酸素はがんや動脈硬化症などの生活習慣病を引き起こしたり、老化を促進したりしますから、その活性酸素を消去すること(抗酸化作用)によって、生活習慣病予防作用や老化抑制作用が期待できます。


(2)抗がん作用(がん抑制作用)
最近、リコピンには、細胞のがん化を防ぐ役割を持つ遺伝子を活性化する機能があると考えられています。実際に、がんにかかった人の血中リコピン濃度は、正常な人と比べて低いことが、様々ながんについて明らかにされてきており、リコピンのがん抑制作用(大腸がんの発症を抑制する)が注目を集めています。また、肝臓がんや膀胱がんに対しても、予防効果があることがわかってきています。

(3)LDLコレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化症の予防に役立つ
トマト(リコピン)の摂取は、動脈硬化症の原因となるLDLコレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化症の予防に役立つことが判っていますし、老化とともに衰える学習・記憶能の維持にも効果があるというデータも得られてきています。
(4)トマトジュースやケチャップなどの加工品が効果的
リコピンなどのカロチノイドは、油に溶けやすく、熱に対して安定していることから、油で炒めたり調理することで吸収が良くなります。
一般にスーパーなどで売られているピンク系トマトよりも、トマトジュースやケチャップなどの加工品の原料となる赤系トマトの方が多くのリコピンを含むと言われます。さらに、同じ量のリコピンを摂取するとしても、生のトマトよりも、加工処理したものの方が2〜3倍も吸収されやすいことも判っています。
リコピンを多く含む食品
完熟トマト、スイカ、柿、グレープフルーツ(ルビー)

3.カプサンチン(カロチノイド)
リコピン、β-カロチン、カプサンチンの抗酸化作用

カプサンチンの抗酸化作用の強さは、β-カロチン以上であり、リコピンとほぼ同等です。このことから、カプサンチンにも、がんや脳血管疾患、心臓病といった、生活習慣病を予防する作用が期待できます。

カプサンチンの主な作用のまとめ
(1)強力な抗酸化作用が認められており、その作用はβ-カロチンの1.5〜2倍、リコピンとほぼ同等です。

(2)体内に吸収された後、血液中では、HDLコレステロール(善玉コレステロール)中にも多く含まれることが判っており、活性酸素からHDLコレステロールを守る働きもあります。

(3)老化に伴って衰える学習・記憶能を維持する働きがあります。

カプサンチンを多く含む食品
赤ピーマン

(参考)  手軽に摂るには、赤ピーマンを含む野菜系ジュースが便利 。
赤ピーマンは、緑色のピーマンと比べると、まだまだ高価です。また、一度にたくさんの量を食べることもなかなかできません。その点、赤ピーマン果汁を使った野菜系ジュースは、安価で手軽に、たくさんのカプサンチンを摂取することができる飲料であるといえます。また、搾汁などの加工により、カプサンチンが細胞外に出てくることから、吸収面でも、生の野菜よりも優れていると考えられます。


4.β-クリプトキサンチン(キサントフィルカロチノイド)

(1)温州みかんに多い。オレンジの100倍多く含まれています。

(2)1日2個で発かん抑制効果があると言われています。

β-クリプトキサンチンを多く含む食品
温州みかん

5.ルテインとゼアキサンチン(キサントフィルカロチノイド)
(1)目の老化防止、視力の低下抑制作用があります。
ルテインとゼアキサンチンを多く含む食品
ほうれんそう、ブロッコリー

B.イオウ系ファイトケミカル(刺激臭成分)本物のにんにく卵黄
共通の作用
1)強い抗酸化作用で活性酸素を除去します。
(2)血栓予防効果があります。
(3)中性脂肪、コレステロールを下げます。
(4)発がん物質の毒素を消す解毒酵素を活性化して、がんの発生を抑えます。
(5)NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化し免疫力を強化しがんを撃退します。
(6)ピロリ菌に対する殺菌作用があります。


1.硫化アリル、アリシン、ジアリルスルフィド

(1)疲労回復効果があります。
ビタビンB1と結合してアリチアミンという物質になります。

(2)にんにくの刺激臭はアリシンです。

硫化アリル、アリシン、ジアリルスルフィドを多く含む食品
にんにく、玉ねぎ

2.スコルジン
(1)にんにくの無臭成分はスコルジンです。
(2)血小板の凝集抑制作用があります。
(3)血中のコレステロール、中性脂肪を下げます。
(4)血圧を下げる作用もあります。
(5)疲労回復効果があります

糖代謝を促進し疲労回復を促すビタミンB1の働きを高めます。

スコルジンを多く含む食品
にんにく→本物のにんにく卵黄

3.硫化プロプル、サイクロアリイン

(1)硫化プロピルは、加熱しても失われることがない成分です。

(2)血糖値の低下作用があります。(血糖低下)
とくに生食で摂取する硫化プロピルは血糖値低下に大きな力を発揮する。また、血液中(酸化されると)の糖分代謝を促進して血糖値を下げる作用があります。

(3)中性脂肪やコレステロールの低下作用があります。
軽く火を通した状態では硫化プロピルは、硫化プロピルトリスルフィド、さらに火を通すとセパエンと変化します。これらは中性脂肪やコレステロールの低下に効果的です。

(4)血栓溶解作用があります。
加熱後の成分には、血栓を溶かす作用もあるため、血中脂質値の増加による動脈硬化症の改善にも大きな効果があると考えられます。またトリスルフィドになると、中性脂肪、コレステロールを下げる作用が強くなります。

(5)長時間加熱するとセパエンになります。
中性脂肪、コレステロールを下げる作用がさらに強くなります。

硫化プロプル、サイクロアリインを多く含む食品

玉ねぎ

4.セパエン
(1)中性脂肪、コレステロールを下げる作用がトリスルフィドより強くなります。

(2)トリスルフィドとセパエンは血栓予防効果があります。

セパエンを多く含む食品
玉ねぎ

5.シクロアリイン(加熱すると増える無味無臭の成分)
(1)血中の中性脂肪、コレステロールの低下作用があります。
肝臓のミクロソーム転送タンパク酵素(MTP)の作用を防止して、血中の中性脂肪、コレステロールを下げます。動脈硬化の予防に有効です。
玉ねぎ

6.チオスルフィネート(玉ねぎの催涙成分)
(1)強い抗菌・殺菌作用があります。

(2)血小板凝集抑制による抗血栓作用があります。
玉ねぎ

7.S-メチルシスティンスルホキサイド
(1)血中の中性脂肪、コレステロールの低下作用があります。
玉ねぎ

C.フラボノイド(ファイトケミカル 黄色系色素)
(1)フラボノイドは約4,000種類存在します。
フラボノイドのグループにはフラボノール、フラボン、カテキン、フラバノン、アントシアニン、イソフラボンがあります。

(2)活性酸素を取り除く掃除屋として働きます。

1.ポリフェノール類
(1)すべてのポリフェノールがビタミンEより強い抗酸化作用を有し、細胞内でも細胞間でも細胞膜上でもオールラウンドに作用します。

(2)ポリフェノールは2つ以上のOH(水素基)がついたフェノール環構造をもつ分子の総称です。

(3)赤ワイン中のポリフェノールはタンニン、カテキン、アントシアニン、リスベラロールなどです。
赤ワイン、バナナ、マンゴー、ブルーベリー、しゅんぎく

1)アントシアニン
(1)血圧を上昇する酵素の働きを阻害して高血圧を予防します。

(2)血小板の凝集抑制作用があります。

(3)毛細血管を保護し、脆弱化を防止します。

(4)視力を向上させ、眼精疲労を改善します。

(5)肝臓機能を強化します。

アントシアニンを多く含む食品
ブルーベリーの皮、ブルーベリージャム、ぶどう 小林製薬ブルーベリー&メグスリノ木セット

2)ウーロン茶ポリフェノール
(1)脂肪の分解を促進し、血中のコレステロール値・中性脂肪値をさげます。

3)エラグ酸
(1)中性脂肪、コレステロールを下げます。

(2)発がん物質の活性を抑え、発がん物質がDNAに結合するのを抑えます。
レッドラズベリー、ゲンノショウコ、ユーカリ

4)フェルラ酸
(1)食品分野では酸化防止剤として利用します。
   米糠、発芽玄米 、Newフェルガード

(2)物忘れや記憶力の低下作用があります。
物忘れや記憶力の低下などの領域では医薬品のアリセプト(塩酸ドネペジル)が圧倒的に有名(国内で唯一「アルツハイマー型認知症」に承認されている薬剤)ですがフェルガード100
などはフェルラ酸を含有しており脳内のβアミロイドを凝集させない作用およびニューロンの新生を促す作用があるために記憶力の低下に使われることがあります。
年齢を重ねると、脳内のβアミロイドの増加がみられアルツハイマー型認知症や記憶学習力低下を招くと考えられています。フェルラ酸はその作用を抑制しると考えられています。今後の厳密なる臨床研究の裏付けが期待されています。

5)クロロゲン酸
(1)活性酸素の発生を抑制します。

(2)がん原因細胞の突然変異を防止します。

(3)発がん物質のニトロソアミンの発生を抑制します。
コーヒー(クロロゲン酸、カフェ酸)、じゃがいもの皮、さつまいもの皮

2.フラボノール類
1)ケルセチン(フラボノール)
玉ネギの苦味にはケルセチンというポリフェノールが含まれています。このケルセチンは脂肪排出を助ける働きに優れており、血圧を下げる働きももつことがわかっています。

 タマネギの苦味=ケルセチン(フラボノール系ポリフェノール)
ケルセチンはポリフェノールの中でも特に脂肪吸収阻害(抑制)効果が強く、体内の脂肪を排出するサポーター的働きをします。                       苦味の素であるケルセチンは火に強く、煮たり炒めたりしても効能はさほど変化しません。さらに、野菜やくだもの中でケルセチンの含有量は玉ネギが最も多いことが分かっています。
ケルセチン含有量ランキング (1コ当たり)
1位 玉ネギ 40mg
2位 キヌサヤ 30.3mg
3位 アスパラ 21.7mg
4位 りんご 4mg
5位 ブロッコリー 2mg

              
 (1)強いLDL-コレステロール酸化防止作用があります。
ケルセチンはLDL-コレステロールの酸化を防止し、動脈硬化を予防する効果が期待できます。

(2)脂肪の吸収を阻害する効果があります。
 特に脂肪吸収抑制効果が強く、体内の脂肪を排出するサポーター的働きをします。
  
(3)血圧降下作用があります。
脂肪排出を助ける働きに優れており、血圧を下げる働きももつことがわかっています。 高血圧や心臓病の予防に有効です。               
     玉ねぎ

2)ルチン(フラボノール)

 (1) 毛細血管の強化作用があります。
 (2)高血圧を防止します。
(3)脳細胞の酸化を防止します。
    そば

3.フラバノン類
1)ヘスペリジン
(1)毛細血管の強化作用があります。

(2)ビタミンCの働きを助け、活性酸素の発生を防止し血圧の上昇を防止します。

(3)肥満を予防します。
中性脂肪の分解、脂肪細胞生成を抑制し、肥満を予防します。
柑橘類の袋と筋

4.カテキン類(カテキン、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレート)

お茶の葉や葉芽に含まれている水溶性成分で、苦味があります。お茶の苦味の成分は一般に”タンニン”と呼ばれてきましたが、タンニンを形成する成分の一部がカテキンです。
カテキンは緑茶中に10〜15%含まれていますが、カテキンというのは総称であって、緑茶の中には”エピガロカテキンガレート(EGCG)”、”エピガロカテキン(EGC)”、 ”エピカテキンガレート(ECG)”、 ”エピカテキン(EC)” 、”ガロカテキン(GC)”の5種類のカテキンが含まれています。その 中でも”エピガロカテキンガレート(EGCG)”が特に薬理効果が優れていると言 われています。 EGCGは紅茶やウーロン茶にも含まれているが、緑茶に最も多く含まれています。

(1)強い抗酸化作用とACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害作用があります。
(2)O-157やピロリ菌にも効く強い殺菌作用があります。
(3)抗ウイルス作用があります。(お茶によるうがいも有効です。)
(4)がん細胞の増殖抑制作用および傷ついた細胞の保護作用があります。
(5)胆汁酸の排泄促進、コレステロールの低下作用があります。
(6)血糖の急激な上昇を抑えます。
(7)アレルギー症状を抑えます。
緑茶

5.タンニン類
(1)タンニンはカテキン類の総称です。
(2)お茶の渋みのもとです。
 1)テアフラビンとテアルビジン(紅茶の赤い色素)
 (1)抗酸化作用、抗がん作用、殺菌作用、抗ウイルス作用、消炎作用があります。
 (2)血中コレステロールを低下させ肥満予防に効果的です。
 (3)スタミナを持続させるのでスポーツドリンクとしても有用です。

 2)ロズマリン酸
(1)抗酸化作用、抗がん作用、美肌効果、消炎作用があります。
(2)抗アレルギー作用があります。
アトピー性皮膚炎や花粉症、関節炎に有効です。
 あかじぞ、ローズマリー

D.サポニン類

サポニン類のソラニンはじゃがいもの芽や皮の緑化した部分に含まれ、腹痛やめまいなどの中毒症状がでますので要注意です。じゃがいもの芽や皮の緑化した部分は切り捨てて食べるようにしましょう。
大豆サポニンは数々の生活習慣病や肥満の予防に有効です。

(1)強い抗酸化作用をもち脂質の酸化を防止して代謝を促進します。
(2)中性脂肪、コレステロールを下げます。
(3)免疫力を高めます。
(4)細胞の突然変異を抑えてがんを予防します。
(5)エイズウイルスの増殖を抑える作用があります。
(6)血小板の凝集抑制作用があります。
大豆、らっきょう(イソクリエチゲニン)、朝鮮人参(ジンセイド)、にんにく、玉ねぎ

E.テルペン類(ファインケミカル)

テルペン類は柑橘類特有の香りや苦みの成分のことです。
テルペン類共通の作用として、発がん物質を無毒化する酵素を活性化し発がん物質の排出を促すなどの働きがあります。その他テルペン類の「しょうがの辛み」には、解熱・消炎・鎮痛作用や抗菌作用もあることが知られています。

1.リモネン(みかんの皮に含まれる香り)
2.リモニン(グレープフルーツ特有の苦み成分)
3.ショウガオールとジンゲロン(しょうがの辛み)
 (1)消炎鎮痛作用があります。
強力な鎮静作用をもち炎症や痛みを鎮める消炎作用があるため抗アレルギー剤としても有効です。
(2) 発汗・解熱作用があります。
(3) 抗菌・殺菌作用があります。

F.ゴマリグナン類 (セサミン等) (水溶性食物繊維、ファイトケミカル)
ゴマにはセサミン、セサモール、セサミノールなどさまざまなゴマリグナンが含まれています。中でも50%以上を占める主成分である「セサミン」には不老長寿の根拠となる優れた効果があることが、最近の研究で明らかになってきました。

植物油は古くなってくるとドロドロとして、臭いも悪くなってきます。これは、植物油が空気にふれて酸化したためで、このように酸化した植物油を食べると、体の脂質を変化させ、体内に過酸化脂質を増やしてしまう原因になります。体内に生じた過酸化脂質は、細胞の活力を奪い、老化や成人病、ガンなどを招くといわれています。

ところが、同じ植物油でも、ゴマからとったゴマ油は酸化しにくく、めったに腐ることはありません。これは、ゴマに含まれる抗酸化成分のおかげと考えられています。

(1)強力な抗酸化作用があります。
コレステロール値を下げ、善玉コレステロールを増やすといわれる物質には、ゴマに含まれるリノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸があります。ところが、不飽和脂肪酸は酸化しやすく、体内で効力を発揮しにくいという欠点があります。
 そこで役立つのが、ゴマの成分セサミンの抗酸化力です。セサミンの優れた抵酸化力がこれを食い止ることで、リノール酸とオレイン酸は効力を失うことなく、体内の悪玉コレステロールを抑えることができます。

(2)活性酸素の発生率が高い肝臓に直接働きかけて肝臓の機能を強化し、肝臓がんの発生を抑える。(抗がん作用)  ゴマの抗酸化成分の中でも、セサミンは、体内に入ると、紫外線やタバコ、ストレスなどによって発生した活性酸素の働きを抑え、活性酸素の害から体を守ってくれます。また肝臓に直接働きかけて肝臓の機能を強化し、肝臓がんの発生を抑える作用があります。特に、セサミンの抗酸化力は、体内の中でも最も活性酸素がたまりやすい肝臓内で、大いに発揮されます。
実験結果が示す、セサミンの肝機能アップ効果
セサミンはラットを使った実験によって、セサミンに肝臓内の活性酸素を除去する効果のあることや、肝機能検査GOT、GPTといった検査の値を改善する効果のあることが明らかになっています。さらに、最近では、セサミンには肝臓ガンを抑制する効果があるという研究発表もなされています。

(3)アルコールの分解をスムーズに進めるため、二日酔いや悪酔いを防止します。
セサミンを摂取してからアルコールを飲んだ場合と、そうでない場合を比較した実験では、セサミンを摂取した場合だけ、体内のアルコール濃度の上昇が低く、酔いにくいことがわかりました。さらに上昇したアルコール濃度が下がる速度も速いという結果が得られています。アルコールの分解をスムーズに進めるために、二日酔いや悪酔いを防止すると考えられています。

このように、様々な研究・実験によって、セサミンが肝機能を強力にサポートし、二日酔いから肝臓ガンまであらゆる肝臓のトラブルを強力に防ぐ働きのあることが実証されています。

(4)ビタミンEと協力して活性酸素を取り除きます。
ビタミンEは、セサミンと同じく抗酸化力を持っていますが、非常にデリケートで、肝臓に達した途端、活性酸素によって壊されてしまう心配があります。その点、セサミンは非常に安定していて壊れにくく、肝臓に早回りすることができ、無傷で肝臓まで到達し、肝臓内の活性酸素を強力に除去して、ビタミンEを守ることが出来ます。その結果、セサミンに守られたビタミンEは、血流に乗って全身をまわり、体中の活性酸素を取り除くことができます。

(5)毛細血管の血行促進による血圧低下作用があります。
セサミンにはその他に毛細血管の血行促進作用によって血圧を低下させたり、冷え性や肩コリを改善する効果、ホルモンの分泌異常を調節して更年期障害の症状を改善したり骨粗鬆症を予防する効果があります。
 
(6)ダイエット効果があります。
セサミンには、この他にも、なかなか燃焼しにくい脂肪を燃えやすいように溶かし出すという、女性にとって非常に嬉しい効果があります。(ダイエット効果) また、細胞を活性化させることによる肌や髪の毛の健康を守る美容効果などあります。

ゴマリグナン類 (セサミン等) を多く含む食品ゴマ

G.ビタミンQ(コエンザイムQ10)
(1)ビタミンEに匹敵する抗酸化作用を有し、ビタミンEよりも効果が速くて持続します。
コエンザイムQ10は、1957年に始めて抽出され、1970年には抗酸化作用があることが証明されました。ほかにも、免疫力を強くする働きや運動能力を向上させる働きなどさまざまな作用をもっていることがわかってきています。

(2)細胞内ミトコンドリアにおいて酸素の利用効率を高めます。
私たちの身体の細胞の中にはミトコンドリアという小器官があり、ここでエネルギーのもとになるATP(アデノシン3リン酸)が産生されています。ミトコンドリアがATPを作るときに欠かせない酵素の補酵素がコエンザイムQ10です。コエンザイムQ10は、心臓や肝臓、腎臓に特に多く含まれ、内臓を動かすエネルギーを作っています。
特に心臓はエネルギーを大量に必要としているため、コエンザイムQ10が最も多く消費されています。心臓でコエンザイムQ10が不足すると、血液の循環が悪くなって、動悸、息切れ、疲労感、脚のむくみといったさまざまな症状があらわれることがわかっています。

(3)心臓のビタミン。
コエンザイムQ10を体内で合成するためには多くののビタミンとミネラルが必要ですが、食事から全てを十分にとることができにくいため、必要量のコエンザイムQ10も不足しがちです。そのうえ、コエンザイムQ10は高齢化するにともなって体内での合成量が減少してくることがわかっています。20代がピークで、40代では20代の約30%も減少し、50代を過ぎるとさらに急激に減ってしまいます。心臓のビタミンとして加齢とともに供給が必要です。
  レバー、肝油から供給できますがサプリメントが効果的な物質の1つです。大量摂取しても副作用は極めて少ないため、比較的安心して服用できます。


I.その他のファイトケミカル
1.エリオシトリン(フラボノイド系)
レモンやライム特有の黄色い色素でフラボノイドの仲間です。とくに皮には果汁の10倍(200mg)のエリオシトシンが含まれています。
(1)強い抗酸化作用を有し、脂質の酸化を防いでがんや生活習慣病を予防します。
(2)血圧の上昇を抑える作用があります。
レモン、ライム

2.ブチルフタリド(その他のファイトケミカル)
(1)血圧をコントロールするホルモンを調整し、血圧を正常に保ちます。
(2)利尿作用があり、余分な水分を排出してむくみをとります。
(3)尿路感染症の予防にも役立ちます。
(4)興奮やイライラを抑えるなど鎮静作用があります。セロリの香りの成分アピインにも鎮静作用があります。
セロリ

3.クルクミン(ウコンの成分)
ウコンやマスタードに含まれる黄色の色素で、英語でターメリック。カレーの色づけに欠かせないものとなっています。
(1)体内でテトラヒドロクルミンに変化して強い抗酸化作用を発揮します。
(2)血小板凝集抑制作用があります。
(3)胆汁の分泌を促進し、肝臓の機能を強化します。
ウコン、マスタード、カレー(ターメリック)、 送料無料【沖縄山原産3種ウコン 600粒】4個セット-01

4.β-カルボリン化合物ほか(漬け物の色素)
たくあんの黄色い色素成分です。大根は漬けているうちに辛み成分が分解されて自然に黄色になりβ-カルボン化合物が生成されます。しば漬けの赤の色素はシソニンで、奈良漬けの茶色はメラノイジンです。
(1)漬け物の色素には共通して抗酸化作用があります。
(2)細胞膜の強化や血糖値の低下作用などがあります。(血糖値の低下作用)
    たくあん、しば漬け、奈良漬け

5.グアシニン
ブルーベリーの紫色の色素成分です。
(1)眼の疲労や視力回復、老眼の改善に有効です。
ブルーベリーにはグアシニンのほかにアントシアニンも含まれており、眼の機能を強化します。眼の疲れや視力回復、老眼の改善に有効です。

(2)ビタミンAを眼に誘導する働きがあります。
眼の網膜には視力をつかさどるロドプシンが存在し、これはビタミンAから作られます。このビタミンAを眼に誘導する働きをグアシニンが行っています。
    ブルーベリー

6.スコルジン
にんにくの無臭成分です。
(1)血小板の凝集抑制作用がある。
(2)血中のコレステロール、中性脂肪を下げる作用があります。
(3)血圧を下げる作用があります。
(4)糖代謝を促進し疲労回復を促すビタミンB1の働きを高めます。
    にんにく

7.エリタデニン
(1)肝臓で作られるコレステロールの量を調整します。
(2)LDLを減らし、HDLを増やす作用があります。
(3)血圧の上昇を抑える働きがあります。
(4)血小板凝集抑制があります。
しいたけのうまみ成分はグアニル酸で、エリタデニンとともに血小板凝集抑制を発揮します。
しいたけ

8.キナ酸

ツルコケモモ科の果実であるクランベリの成分です。
(1)尿を弱酸性にして細菌の繁殖を防ぎます。
体内で馬尿酸という酸性物質に変わり、尿を弱酸性にして細菌の繁殖を防ぎます。尿がアルカリ化していると膀胱炎や腎盂腎炎にかかりやすくなるからです。そのためキナ酸は膀胱炎や腎盂腎炎の予防になります。

(2)尿路結石にも有効です。
クランベリ

9.テオブロミン

チョコレートやココアのほろ苦さのもとです。
(1)リラックス効果があります。
(2)血圧を安定化させます。
(3)集中力を高めて、学習能力をアップさせます。
チョコレート、ココア

10.カプサイシン
唐辛子の辛みの成分です。
(1)脂肪を燃えやすくするので、ダイエット効果があります。
    トウガラシ

11.シャンピニオン
(1)口臭、便臭を消す効果があります。
においのもとになる有害腐敗産物の生成を抑える作用があり、口臭便臭などの消臭目的にに使われます。
(2)腎臓機能を強化して腎不全の進行を抑えます。
マッシュルーム

12.D-グルカレイト
(1)強力な解毒作用で発ガン物質を除去します。
(2)血中のLDLコレステロール値を減らします。
りんご、グレープフルーツ、サクランボ、ブロッコリー

13.シネフリン
オレンジ、みかんの酸味成分です。
(1)エネルギーの消費量を増やし、脂肪の代謝を促進して体脂肪を減らします。
(2)食欲を抑えるのでダイエット効果があります。
(3)のどかぜに効力を発揮します。
   オレンジ、みかん

14.ギムネマ酸 
ギムネマは糖尿病、利尿、健胃、強壮によいハーブとして、使われています。その葉をかむと砂糖の甘味を感じなくなるということから、ギムネマは、ヒンズー語で「グルマール」(砂糖を壊すもの)という意味に呼ばれています。主な作用として抗う触(虫歯予防)作用など が知られています。

(1)ブドウ糖の体内吸収を抑制します。
ギムネマ酸は、腸管で糖分が吸収される際に糖分を吸収するレセプター(糖を認識する部位)に先回りしてこれを抑制します。これによって、血液中に糖分が一挙に吸収されて血糖値が急上昇するのを防ぐと考えられています。また、不必要な糖分をそのまま体の外へ出してしまう作用もあります。このように小腸でのブドウ糖の吸収を抑制するため、糖尿病の予防や治療にとくに有効です。 

ギムネマ酸は、血糖値を強引に下げるのではなく、食事後の吸収を阻害することで血糖値の上昇を抑えるという全く違った作用によるものなので、副作用の心配がすくない物質とも言われています。
    
(2)肥満回避 、ダイエットに有効です。
糖分が吸収されないので、無理なくカロリー制限ができダイエットに有効です。         (3)食物繊維のような働きがあり便秘 に有効です。
吸収されなかった糖分は食物繊維のような働きをして便のかさを増やします。よって便秘 にも有効です。
   サプリメント(インドのガガイモ科のつる性食物)

ギムネマ






15.OPC(オリゴプロアントシアニディン)
広く食物に含まれている成分で、とくに緑茶やローズマリー、サンザシなどの皮や樹皮、種に多く含まれています。
(1)太陽光線から守り、遺伝子を保護する働きがあります。
(2)強い抗酸化作用があります。
サプリメント

16.ギンコライド
イチョウは“生きている化石”と言われるように、とても生命力の強い植物であることが広く知られています。イチョウ葉に含まれるフラボノイドは毛細血管を丈夫にし、冷え症や肩コリ、肌の老化を防ぐ働きがあります。イチョウ葉エキスは欧米ではブレインフード(健脳食)として販売されています。
(1)活性酸素から脳細胞を守り、記憶力、集中力をたかめる作用があります。痴呆症にも用いられます。

(2)末梢血管の血流を促進する作用があります。
血行を良くする作用があります。

(3)血小板の凝集抑制作用があります。
    サプリメント(イチョウの若木の葉の成分)「ギンコは」こちら

17.ピクノジェノール ピクノジェノールは、フランスの南西部からスペイン国境にかけての大西洋沿岸に生育する「フランス海岸松」の樹皮から抽出された天然の抗酸化物質フラボノイドの集合体です。強い抗酸化作用をもつため動脈硬化や潰瘍、生活習慣病など、活性酸素が原因で起こる病気に効果があると期待されています。

(1)フランスの海岸の松の樹脂に含まれる成分です。

(2)強い抗酸化作用があります。

(3)脳のBBBを通過できるため、脳の血管や神経細胞を酸化から予防できます。そのため脳血管障害や痴呆症を防ぐ効果が期待されます。

(4)抗ヒスタミン作用があるので、花粉症、アトピー性皮膚炎などアレルギー症状に有効です。

(5)コラーゲンの生成を促進し、肌の弾力を保ちます。
コラーゲン生成を促し肌の弾力を保つ作用があるため、「しわ予防の飲む化粧品」と言われています。
   サプリメント(フランスの海岸の松の樹脂成分)

18.ガルシニアカンボジア

ガルシニアカンボジアとはインド、南アジア(カンボジア)に自生している食物で、熱帯性のオレンジ色をしたカボチャに似た形の果実です。

カレーなどに入れるスパイスとしても利用されます。インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」では、古くから肥満解消のためのハーブとして使われてきました。
(1)果皮のHCA(ヒドロキシクエン酸)にダイエット効果があります。
ガルシニアの乾燥果皮に含まれているHCA(ヒドロキシクエン酸)という成分は、過剰のの栄養素が脂肪として身体に蓄積されるのを抑えてくれます。結果としてグリコーゲンの産出を増やす働きがあります。
食べすぎたときの余分なカロリーが脂肪に合成されるのを抑えるだけでなく、ついてしまった脂肪の分解にも効果的です。また、満腹中枢を刺激して食欲を抑える作用もあります。

(2)クエン酸リアーゼを阻害します。
     サプリメント

19.バナバ
東南アジアとくに中国南部からオーストリア北部にかけて広く分布しているミソハギ科の植物(常緑樹)です。煎じて身体によいお茶として古くから飲まれています。
(1)血糖値を下げる効果があります。
1枚1枚手摘みして乾燥させた葉には、インシュリンによく似た作用のあるコロソリン酸が含まれています。インシュリン同様血糖値を下げる効果があります。また、バナバに含まれている12種類のアミノ酸には、脂肪分をとりのぞく作用もあります。

(2)糖の代謝を促進する作用があります。

(3)腸内の働きを活発にし便秘を解消します。
鉄分、カルシウム、タンニンに加え、繊維も豊富に含まれているので、腸内の有害物質を薄めて腸内の働きを活発にし、体内の老廃物を排出し、便秘を解消します。また利尿作用もあります。
     サプリメント

20.アスタキサンチン

えびやかに、イクラに含まれる赤い色素成分です。
(1)強い抗酸化作用を有し、コレステロールの血管付着を防ぎます。

(2)さらに血管壁に付着したコレステロールを取り除く作用があります。

(3)黄斑変性症(眼の病気)の改善、肌の色素沈着を抑制します。

ブルーベリーのアントシアニンとアスタキサンチン配合サプリメント



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posted by くすりのとくさん at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外:栄養成分データーベース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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