Evidence Based Medicine(*EBM)

  (*EBM)医師個人の経験や慣習、偏りがちな権威者の意見などに左右されるのではなく、
 知りうる限りの疫学的研究成果や実証的・実用的な信頼できる根拠 (evidence)に基づき、
 患者にとにとって最良の、効果的かつ質の高い治療を行う医療。EBMとは医療を円滑に行う
 ための道具であり、医師や薬剤師にとってののぞましい行動指針のことを言います。

   →→医学的なエビデンス(EBM*)に基づいたサプリ&ハーブ情報(1)
 

  食べて不老長寿
  文明が発達しヒトの生活が豊かになっても、病気を予防しさらに健康になりたいという気持ち
 は変わらないものです。

 「健康こそがこれから得るかもしれないどんな富よりも大切である」と思っているひとも
 いるでしょう。
 これからの時代は、どうすれば病気にならずにすみ、老化を少しでも遅らせることが
 できるかにかかっているのです。


 何を積極的に食べれば、老化やがんを少しでも防げるか、あるいは病気にならずにすむか。
 正しい食事とはいったい何だろう。何を食べて何を食べなければいいのかなど食事に対する
 疑問は山ほどありますがそれをビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維、各種ファイトケミカル
 の立場から科学的に明解に説明したものは以外に少ないものです。 
 
 これらビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維、各種ファイトケミカルなどの栄養素や
 サプリメント の効用を説明する生化学や薬理学をわかりやすく解説(説明)する解説書が
 ほとんど出ていないことも原因しています。

 ひとによってはわからないままに使っている。または、使い方が分からないので躊躇して
 しまっている。
 というのが現状のようです。


 そのような方への「道しるべ」 となる解説書を提供しょう。ご要望にお応えしょうというのが
 当ブログの趣旨なのです。

 「不老長寿
それは人類の究極の願いです。「食べて不老長寿ができればそれは最高
 にすばらしいことです。

 このブロブから究極のthe elixir of life(不老長寿の宝物を探しだしてください。 

 お薦め関連サイト→ EBMで裏付けされた健食、サプリ&ハーブ情報 

ファン

2010年09月27日

アルツハイマー型認知症と正しく向き合うには?

ご家族や周辺の方々に以下のような症状は見られませんか?
同じことを何度も言ったり、聞いたりする
物の名前が出てこない
置き忘れやしまい忘れが目立つ
時間、日付や、場所の感覚が不確かになった
病院からもらった薬の管理ができなくなった
以前はあった関心や興味が失われた
水道の蛇口やガス栓の締め忘れが目立つ
財布を盗まれたと言って騒ぐ
複雑なテレビドラマの内容が理解できない
計算の間違いが多くなった
ささいなことで怒りっぽくなった

認知症の定義は?
認知症は、単なるもの忘れではありません。
「久しぶりに会った人のことが思い出せない…」このような経験は誰にでもあります。
「もの忘れ」は自然な老化によっておこる「単なる歳のせい」で、誰にでも起こりえます。一方、「認知症」は「病気」であり、単なるもの忘れではありません。

『認知症』とは 脳や身体の疾患を原因として、記憶・判断力などの障害がおこり、普通の社会生活がおくれなくなった状態 をいいます。

もの忘れはなぜおこるの?
脳の神経細胞の減少や機能の低下によっておこります。
年齢を重ねるうちに「もの忘れが増えてきたな」と思う方は多いのではないでしょうか。
これは脳の神経細胞の減少という免れることのできない老化現象の影響で、誰にでもおこる「もの忘れ」です。 このような、通常の老化による減少より早く神経細胞が消失してしまう脳の病気、これが『認知症』です。

もの忘れとの違いは?
認知症は、はじめのうちは歳のせいによるもの忘れとの区別がつきにくい病気です。
大きな違いの一つとして、認知症は体験のすべてを忘れてしまうのに対し、歳のせいによるもの忘れは体験の一部を忘れているという点があげられます。
また、ヒントを与えると思い出すことが出来ます。しかし、ヒントを与えても思い出せないのが認知症による物忘れです。

『認知症』と『もの忘れ』の違い
老化によるもの忘れ 認知症のもの忘れ 
体験の一部分を忘れる 体験の全体を忘れる 
記憶障害のみがみられる記憶障害に加えて判断力の障害や実行機能障害(料理・家事などの段取りがわからなくなるなど)がある
(人の名前を思い出せない、度忘れが目立つ)今まで使っていたものの使い方がわからなくなる 
もの忘れはあるが知識は失っていない 
もの忘れを自覚している もの忘れの自覚に乏しい 
探し物も努力して見つけようとする 探し物も誰かが盗ったということがある 
見当識障害はみられない 見当識障害(時間や日付、場所などがわからなくなる)がみられる
作話はみられない しばしば作話(場合わせや話のつじつまを合わせる)がみられる 
日常生活に支障はない 日常生活に支障をきたす 
きわめて徐々にしか進行しない 進行性である 


原因疾患別認知症の割合は?


@アルツハイマー型認知症典型例 18.7%
Aアルツハイマー型認知症+脳血管障害 43.75%
B脳血管障害 18.75%
Cその他の認知症 18.75%

@+A=62.45% (アルツハイマー型認知症)

アルツハイマー型認知症とは?
アルツハイマー型認知症とは認知症をきたす疾患の中で一番多い疾患です。 その原因は不明ですが、脳内でさまざまな変化がおこり、脳の神経細胞が急激に減ってしまい、脳が萎縮して(小さくなって)高度の知能低下や人格の崩壊がおこる認知症です。

初期の症状は、徐々に始まり、ゆっくり進行するもの忘れが特徴です。古い記憶はよく保たれますが、最近の出来事を覚えることができません。そのため同じことを何度も何度も聞きかえしたり、置き忘れが多くなります。昨日お礼の電話をしたことを忘れて今日また同じ相手に電話などということがあります。抑うつや妄想ではじまることもあります。

運動麻痺や歩行障害、失禁などの症状は初期にはありません。CTやMRIなどの画像検査も正常かやや脳の萎縮がつよいという程度です。 


アル ツハイマー型認知症の臨床診断(ステージ)と臨床的特徴は?
軽度のアルツハイマー型認知症
年月日の感覚が不確か《時間の見当識障害》
夕食の準備や買い物(必要な材料、支払い)で失敗する

中等度のアルツハイマー型認知症
近所以外では迷子になる《場所の見当識障害》
買い物を一人でできない
季節に合った服、釣り合いの取れた服が選べず、服をそろえるなど介助が必要となる
入浴を忘れることがあるが、自分で体をきちんと洗うことができ、お湯の調節もできる
自動車を安全に運転できなくなる
大声をあげるなどの感情障害や多動、睡眠障害により、医師による治療的かかわりがしばしば必要になる

高度のアルツハイマー型認知症
配偶者や子供の顔もわからない 《人物の見当識障害》
家の中でもトイレの場所がわからない
【着衣に介助が必要】
寝巻きの上に普段着を重ね着してしまう
ボタンをかけられなかったり、ネクタイをきちんと結べない
【入浴に介助が必要】
お湯の温度や量の調節ができない
体をうまく洗えない
風呂から出た後、体を拭くことができない
【トイレに介助が必要】
きちんと拭くことを忘れる、また済ませたあと服を直せない
【尿・便失禁】【言語機能、語彙の衰退】
話し言葉が途切れがちになり、単語、短い文節に限られてくる さらに進行すると、理解しうる語彙はただ1つの単語となる
【歩行能力の衰退】
ゆっくりした小刻みの歩行となり、階段の上り下りに介助を要する

監修:認知症介護研究・研修東京センター 本間 昭、住友病院 神経内科 宇高 不可思 Reisberg, B. et al.:Special Research Mehods for Gerontology. Baywood., 195-231(1989)より改変

脳血管性認知症の特徴は?
脳血管性認知症の原因としては、脳梗塞の多発によるものが大部分(70〜80%)を占めます。
脳血管障害により脳の血流量や代謝量が減少し、その程度や範囲は認知症の程度と関係します。

脳内では何がおきているの?
アルツハイマー型認知症の特徴的な脳の変化は以下があげられます。
1) 大脳皮質に著しい萎縮がみられる
とくに海馬とその周辺の萎縮は重要で進行性です。
2)老人斑、神経原線維変化がみられる
アルツハイマー型認知症の脳を顕微鏡で観察すると、神経細胞と神経細胞の間に老人斑(シミのようなもの)や神経細胞の中に神経原線維変化(糸くずのようなもの)がみられます。そして老人斑や神経原線維変化の増加に伴い、神経細胞が減っていきます。
3)神経伝達物質の異常が生じている
神経伝達物質の異常は、アルツハイマー型認知症の発現に深く関与しているものと考えられます。アルツハイマー型認知症では、いろいろな神経伝達物質の減少がみられますが、記憶の働きに関わる神経伝達物質アセチルコリンの減少が特に強いことが明らかにされています。
アルツハイマー型認知症において減少する神経伝達物質
アセチルコリン(ACh)
ドパミン(DA)
グルタミン酸
ノルアドレナリン(NA)
セロトニン(5-HT)
その他

その他の認知症とは?
◆レビー小体型認知症
(脳の後ろのほうの病気)
変性性認知症の中ではアルツハイマー型の次に多い
もの忘れ、幻視(生き生きした人、動物の姿など)
症状の変動がつよい
パーキンソン症状(歩きにくい、転びやすい、動きが遅い、手が不器用など)
薬の副作用が出やすい

◆前頭側頭型認知症
(脳の前のほうの病気)
比較的まれ
アルツハイマー病に比べて発症が若い傾向
もの忘れよりも人格変化が目立つ
自己中心的、短絡的行動、意欲低下
だらしない行動
食事の好みの変化、偏食、過食、繰り返し行動
言語障害など

認知症予防とは?
認知症予防とは、認知症の発症の危険因子を減らすことであるといってよいでしょう。認知症の8割前後は、アルツハイマー病と脳血管障害が原因疾患となっています。したがって、この二つの疾患を予防するということになります。

治る認知症はあるの?
認知症は、さまざまな病気によっておこります。アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症以外にも、脳腫瘍やビタミン不足などによる身体の病気でおこることもあります。原因となる病気を適切に治療すれば認知症の症状が治る、あるいは症状を軽くすることができる認知症もなかにはあります。このような認知症を早く見つけ、適切な治療を行うことが大切なのです。ちなみに、認知症の患者全体の約1割が治療可能な認知症といわれています。

症状の進行を遅らせることができるの?
認知症の原因がアルツハイマー型認知症の場合には、適応になる状態であれば、薬によって認知症の症状が良くなることがあります。
この薬(アリセプト:塩酸ドネペジル)は認知症を根本的に治すことはできませんが、認知症の症状の進行を遅らせることができます。つまり、その分ご家族に時間の余裕が生まれるのです。
どのような病気にもいえることですが、治療を始める時期は早いにこしたことはありません。
本人や家族に余裕が生まれる
認知症の原因を早く見つけることによって、たとえそれが現段階では治らない認知症であっても、本人やご家族・介護者の生活の質を高め、介護の負担を減らすことができます。早い時期に診断を受けられれば、本人にとっては病気が進んだときに「どのように介護してもらいたいか?」「財産をどのように処分したいか?」など、自分の意志をはっきり示しておくことができます。
また、認知症の初期は「困って大変」という時期ではないので、家族の方にとっては専門家に相談して、認知症やサービスについての正しい知識を持ち、病気の経過を把握することができます。そして、将来においても、余裕のある対応につながり、新しい症状が出ても振り回されることが少なくなります。

脳血管性認知症の危険因子は?
肥満
糖尿病
高血圧
高脂血症
心臓疾患
喫煙
飲酒
運動不足

アルツハイマー型認知症の危険因子は?
アルツハイマー型認知症の危険因子は、遺伝的な因子と環境的な因子に分けることができますが、環境的因子の影響の方が発症に大きく関わっていると考えられています。
健康な高齢者を追跡して認知症を発症した人と発症しなかった人の違いを検討した疫学的研究から環境的因子が次第に明らかとなってきました。
現在、アルツハイマー型認知症の発症に関わる危険因子と、食習慣では、魚の摂取不足、野菜果物の摂取不足などが関係していることが分かっています。
魚の摂取に関しては、1日に1回以上食べている人に比べて、ほとんど食べない人はアルツハイマー型認知症の危険がおよそ5倍であったという報告があります。こうした効果は、魚に含まれる脂肪酸であるEPAやDHAによるものと考えられています。

食事や運動は?
野菜や果物の摂取量が多いとアルツハイマー型認知症の発症率は低いが、野菜や果物に含まれているビタミンEの摂取量で比べると、摂取量が多いと少ない者に比べて、アルツハイマー型認知症の発症危険度は3割であったといいます。野菜や果物に含まれるビタミンE、ビタミンC、ベーターカロテンがそうしたいい効果を生んでいるとされています。
ワインの摂取では、飲まない人に比べて週1回以上飲む人は発症の危険度は約半分になっており、赤ワインに含まれるポリフェノールが関係しているであろうと考えられています。

また、運動習慣では、有酸素運動の強度と頻度が関係しています。4700人の運動習慣を調べ4年にわたって追跡した研究では、普通の歩行速度をこえる運動強度で週3回以上運動している者は全く運動しない者と比べて、危険度が半分になっていました。

有酸素運動は、脳の血流を増し、高血圧やコレステロールのレベルを下げる効果があり、そのことが認知症の発症率に関係しているのであろうと考えられます。 文章を読む、知的なゲームをするなどの知的な生活習慣が係わっていることも報告されています。

コミュニケーションは重要?
アルツハイマー型認知症の発症には、対人的な接触頻度も大きく関わっていることも明らかになっています。夫婦同居で、子供と週1回以上会う、友人または親族と週1回以上会う人に比べて、独り暮らしで子供と週1回未満しか会わない、友人または親族と週1回未満しか会わない、いわば閉じこもりの人は、発症の危険度が8倍も高いことが示されています。
これらの食習慣、生活習慣でアルツハイマー型認知症の予防ができるのかという確証については、今後の研究結果を待つことになります。

アルツハイマー型認知症の中心となる症状(必ずみられる症状)は?
認知症の症状は中心となる症状(必ずみられる症状)と、それに伴って起こる周辺症状(必ずみられるとは限らない症状)に分けられます。
中心となる症状とは
「記憶障害」(同じことを言ったり聞いたりする。しまい忘れや置き忘れが目立つ。直前のことも忘れてしまう。蛇口やガス栓の閉め忘れ。など)
「見当識障害」(今がいつなのか、ここはどこなのか、わからなくなる状態。)
「判断力の低下」(寒くても薄着のまま外に出る。真夏でもセーターを着ている。)などで、必ずみられる症状です。周辺症状は人によって差があり、怒りっぽくなったり、 不安になったり異常な行動がみられたりすることがあります。

アルツハイマー型認知症の周辺症状には、どんなものがあるの?
睡眠障害
徘徊
介護への抵抗
異食
過食
抑うつ状態
依存
不安
攻撃的行動
幻覚
妄想など


関連記事1:アルツハイマー型認知症とサプリメントについての詳細はこちら
関連記事2:アルツハイマー型認知症への接し方は?
関連記事3:コエンザイムQ10(CQ10)がアルハイマー型認知症に有効?
関連記事4:アルツハイマー型認知症はどうやって予防するの?

「食べて不老長寿−究極のthe elixir of lifeを求めて」のトップページ

<関連サイト>
→「EBMで裏付けされた健食、サプリ&ハーブ情報のトップページ
→「予防としてのメディカルハーブ&サプリの世界」のトップページ
→「レディーのためのダイエットサプリ&ハーブのVIPルーム」のトップページ
→「男のためのスペシャルサプリ&ハーブ」のトップページ
→「薬のとくさんのサプリ&ハーブで不老長寿」のトップページ
→「サプリとハーブで老化を予防」(情報共有ブログ)のトップページ
posted by くすりのとくさん at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 認知症(アルツハイマー型認知症) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/163952652

この記事へのトラックバック